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ニキビを治したいばかりに、勧められるまま化粧品を買いました。もう10数万円もつぎ込んでいるのに、ニキビは悪化する一方です。
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前にもお話ししましたが、『化粧品』は治療するためのものではありません。健康な肌に用いることを前提に作られています。それに、高価な化粧品を使えばいいというものではありません。
ニキビを治したいのでしたら、やはり専門の医師に相談して、『医薬品』による治療を受けられることをお勧めします。
ニキビ用化粧品が、ニキビを悪くする?
『ニキビ肌用化粧品』を選んでいますから、大丈夫ですよね。ファンデーションだって、『ニキビ用』なら使っていいんでしょう。
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『ニキビ肌用化粧品』と言うのは、通常の化粧品と比較すると、ニキビへの悪影響が少ないもの、という程度にお考えいただきたいですね。
『ニキビ肌用ファンデーション』でも、ニキビのために良いわけではありません。油の成分を最小限に抑えているだけですから、使わずに済めば使わない方が良いでしょう。
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『美白』という効果を見て、さっそくその化粧品を買いました。ニキビ跡の赤みが消えなくて困っていたんです。でも、なかなか白くなって来ないんですけど。
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『美白』効果とは、紫外線などによってメラニン色素が沈着した、いわゆるシミや色黒を白くさせる効果です。ニキビの赤みには効きません。
ただしニキビの赤みは、紫外線によってシミに変化しやすいので、春から夏の日差しの強い時期には、日傘や帽子などで、充分な紫外線対策をしていて下さいね。
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化粧品は、『無添加』の表示があるものしか使っていません。だから、化粧品のせいでニキビができるはずはないのですが・・・。
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『無添加』って、どういうことなのでしょう。本当に何も添加していないのなら、その化粧品は単なる蒸留水になってしまいます。
あるメーカーの化粧品について調べたら、『色素・防腐剤などの表示指定成分を無添加』と書いてあるものがありました。『表示指定成分』以外には、何を配合してあるかわからないのです。
『無添加』が、いつもいいとは限りません。防腐剤を添加していないため、変質しやすいという心配だってあります。
食べちゃいけないものばかり。
甘い物は絶対食べないようにして、がまんしています。でも会社でお茶菓子を出された時だけは、周りの視線が気になって食べてしまいます。ニキビに良くないでしょうか。
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ニキビに甘い物は良くないですね。でも、そんなに頑張り過ぎると、かえってストレスになっしまいます。肩の力は抜いて下さい。
甘い物や油っぽい物は、食べ過ぎない様に気を付けていれば充分です。それよりもバランスの良い食事を心掛けることが大切です。緑黄色野菜やレバーなど、ビタミンB群を多く含む食べ物は、ニキビのために良いと言われています。
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人に言えないけど、背中や胸のニキビがひどいんです。こんな所にニキビができるのは、どこか内臓が悪いからだって聞いたので、心配なんですが。
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内臓疾患がニキビの原因になることは、少ないのではないでしょうか。ストレスが原因になる場合が、ほとんどだと思います。仕事や、家事・育児に追われて、疲れがたまっていませんか。緊張したり、イライラすることはありませんか。背中や胸のニキビは、人前で意見を発表したりすることが苦手と言う方に多いようです。
また、背中や胸にニキビができる方は、化繊の下着や、締めつけの強いブラジャーを使うと汗がたまりやすいので、良くありません。
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