医療レーザーによる選択的脱毛法

アドバイザー岡田佳子先生
(1)医療レーザー脱毛の原理

黒い色素に集中し、お肌の黒い方にもできる特殊な半導体レーザーを用いて、世界最高水準のレーザー脱毛が可能です。皮膚にダメージを与えずに毛根と毛が焼灼されて脱毛できます。(毛が抜け落ちている休止期の毛包には効果がありません。成長期になって再度照射します)毛が全体的に薄く、細く、少なくとも90%以上は確実になくなります。これまで広く用いられていたアレキサンドライトレーザーは、最新の半導体レーザーに比べて減毛効果が落ちるので、最近は使用しておりません。

(2)医療レーザー脱毛の特徴
1. 針よりも痛みが少ない:
輪ゴムで軽くはじかれたあつい感じ。当院では特殊な冷却システムを標準装備しレーザーの痛みを軽減しています。どうしても痛い方には麻酔クリームの使用をおすすめします。
2. 毛を剃ったまま脱毛できる:
来院される前か前日に剃ってから来院下さい。
3. 早い:
両ワキで約5〜6分程度。2ヶ月に1度の来院でOK。早い方で3回、平均5回で終了。ただし、6,7回必要な方もいらっしゃいます。
4. 安い:
毛量が多い方や、広い部分を希望される方などは特にお得です。
(3)医療レーザーのメリット
医療レーザー脱毛.針脱毛
原則的に脱毛希望部位を1回で照射
ワキ、ビキニ
膝下
ウデ
片側2〜3分
片側15〜20分
片側15〜20分
時間 1回処置時間を設定しその範囲内で処置
ワキ
膝下、ウデ
ビキニ
片側20〜75分
片側1〜3時間
片側30〜60分
4、5回がほとんど
多くても7回まで
回数 10回前後
ワキで7〜15回
2ヶ月に1回 間隔 1ヶ月に1回
うぶ毛を含めてほとんど全身 可能部位 うぶ毛は不可能、ピンク色の乳輪部
色素沈着部(ホクロ、アザ、しみ、日焼け)
陰部、黒ずみのある乳輪部
不可能部位 手指、足指、手背、ワキは危険
通常の手入れ(剃毛等)可能
伸ばしておく必要なし
日常手入れ 3mm 程度毛を伸ばしておく必要あり
  • 光に弱い人、癌の人、エイズの人、妊娠中の人、心臓のわるい人及び出血しやすい人はできません。
  • 日焼けしているとヤケドの原因になります。もし日焼けしていたら退色するまで(1ヶ月半程度)待って下さい。自己処理で黒くなっている人は、美白クリームと併用することをおすすめします。
ダイオードレーザー脱毛機によるレーザー脱毛施術風景

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